同人サークル「スーパーチャーヂャーヘヴン」の中の人がキャラ萌え描いたりとか。そんなのです。
1983 Jehle Saphier完成です。
Saphierは1982年-91(もしくは92年)まで生産されていた車両ですが、今回は当時の雑誌などで露出されていた(?)1983年型、ゴルフエンジンのベースモデルが元ネタです。
……と言っても、基本的にその生涯の中でデザインが変わることはなく、内装は資料不足だったのでJehle社の工房前に放置されている赤い個体(恐らくSaphier Highspeed)を参考にしたのですが……。
Saphierについての語りは前回行ったので、擬人化でどこをどのようにアレンジしたかについての解説なんかを。
まず服装についてですが、欧州車、それもリヒテンシュタインと言う国の車なので、なんとなく貴族っぽいイメージで行こうと考えました。そこで最初は歴代のリヒテンシュタイン公の肖像画を見つつ、服装もそれっぽく……しようとしたのですが、シンプルな鎧であまり映えそうにない。と言うか結構隠れてて構造がよく分からない。そこで貴族らしさはポーズやマント程度に留め、少し鎧っぽくアレンジと言った方向性に。
Saphierの特徴となるのはドアを廃し、屋根が前ヒンジで開く方式の乗り込み方。ここはフェイスガード風にアレンジ。あまり大きくしすぎると不恰好だったので、何度かサイズを縮小して調節。
独特な形状のFフェンダー周りはそのまま肩のガードに。腕(?)のガードはフロントウィンカー周り。スーパーカーとしては異質なカンガルーバー形状のバンパーは首もとのガード兼マント基部へ。インナー上の部分やタイツは内装イメージ。胸のベルト状の部品はX字型のステアリングモチーフです。
ズボンはリア周りモチーフなんですが、この車のリアハッチは不恰好な金具で外側から吊るされているので、それを再現。テールランプのパターンも実車画像を見ながらそれっぽく書き込んだんですが、分かりにくいですね……。
腕に持ってる槍(仮)はフロントの巨大なワイパーがモチーフなんですが、そのまんまだとワイパーを持ってる変な人、しかしあんまり槍っぽく槍っぽくしてしまうと槍にしか見えない。難しく、そしていまいち満足してないです。
あと、本人も忘れかけてた設定なんですが、髪が金髪なのは写真で確認できる四台のSaphierのうちの金色の個体、オッドアイは同じく赤・青の個体を表現しています。
そしてイラストの背景は当時の雑誌記事(83年型が掲載されたもの)をモチーフとしています。と言っても本文丸々写すと意味不明な上に、著作権的にアレなのでメインのキャッチコピーのみ似たレイアウトで再現。本文部分も同じく似たレイアウトでテキトーな文章を打ち込んでます。英語で。
そんな感じで、言われないと分からないJehle愛を詰め込んだイラストです。
Jehle社、そしてSaphierについて知りたい方には以下のリンクもお勧めです。
Jehle(英語版Wikipedia記事)
Jehle(ドイツ版Wikipedia記事。こちらの方が詳しいです)
The Petrolstop内のJehle Saphier紹介記事(関連リンクのフォーラムには当時のカタログ画像も)
一応次の絵も描いてはいるんですが、難航しているので少し脱線するかも……。
PR
突然ですが、「Jehle Saphier」と言う車が好きです。
1970年代から1990年代初頭までの僅か20年間のみ存在した、リヒテンシュタイン公国の小さな自動車メーカー「Jehle(ジール)」社が製造した、フォルクスワーゲン・ビートルのシャーシをベースにした、小さな車体のスポーツカー。
ベースグレードではゴルフのエンジンを搭載した、最高出力僅か75馬力の非力な車。
しかし、最上級グレードの「Saphier Galaxy」になると、そのエンジンはフォード製の5.6リッターV型8気筒のモンスターに変貌し、最高出力は500馬力オーバー。シャーシも独自のモノコック構造へ。現代の目から見ると一般的かもしれないその数字も、980kgの軽量な車体に搭載されれば話は別。パワーウェイトレシオは最高出力を500馬力だとしても1.96。
現代のスーパーカーや、Gr.Bのラリーカーと比べても遜色のないハイパフォーマンスマシンでした。
更に、これらはカタログに書かれていた一般的なグレードの数字。実際はこれよりさらに上の「Super Saphier」と呼ばれる車両も存在し、こちらは最高出力1000馬力オーバー、最高速度400km/hオーバーを謳った、キャラウェイ・スレッジハンマーやフェラーリ・F40と言った同年代のスーパーカー、それどころかブガッティ・ヴェイロンやSSC・アルティメットエアロと言った現代のマシンと比べても劣らないもの。
……しかし、これらの数字はJehle社お得意の嘘八百。同社の理念と言うか、ロマンの世界の数字でした。
実際、同社が製作した、デ・トマソ・パンテーラをベースにした「Jehle Pantera(こちらは未だに実働個体が現存するほど、タマ数は多いです)」や、同社最後のスーパーカー(しかしモックアップのみ)の「Jehle Artemis V12」で謳われた数字もまた、「1000馬力・400km/h」でした。
さて、ここまでの下りを見ればなんとなく予想がつくと思いますが、こんな滅茶苦茶な車ばかり作ってたメーカーが現存できるはずもなく。Jehle社は大量の負債を抱え倒産。創設者のXaver Jehle氏は現在スイスでトンネル工事の会社を経営。
しかし、個性的な車を生み出したJehleがただで転ぶわけもなく、同社の看板として、メタリックブルーに塗装されたJehle Saphierが誇らしげに佇み、そしてまた、リヒテンシュタインの同社の工房跡地には赤いSaphierが今でも眠っているのでした。
数年前、キットカーについて調べていたら、偶然出会ってしまったヘンテコな見た目のスーパーカー。しかし、気がつくと入れ込んでいたのが不思議なものです。
と言うわけで、「車なごコレクション」で火がついた、マイブームの俺擬人化。
誰がやったのかわからないものの、何故か同作の収録希望車種のアンケートで2票もあった(自分は犯人じゃないです、念のため)同車ですが、Jehle社の事情を知っていれば分かる、収録なんて夢のような話だと言う現実。(なんせ、トンネル工事の会社の方ですらホームページもメールアドレスも存在しません、Jehle社……)
なので、そんな奇特などこかの誰かと、自分のために擬人化中です。
・FL 7604(黄)
・FL 7604(メタリックブルー)
・FL 30294(赤)
・ナンバープレート不明(金)
この四色/三台が確認できる個体なんですが、さあてどの色にしましょうか……。
あ、どうでもいいですが誕生日でした。
実質去年から描きはじめたようなものとはいえ、若くて上手い人を見るとこれでまた一層凹みます(苦笑)
えー……生きてます。
ただ、このブログの存在を完全に失念していました。
おまけにパスワードは忘れてたしで、散々ですね……。
と言うわけでこの一年近い間での大雑把な報告を。
・俺タワーにうつつを抜かしました
パッと見で人をひきつける要素は薄いんですが、なんかスルメ的な魅力があります。期間限定ボイスは全員にありますし、レベルにも意味があって割りとゲームしてるなって気分に。
個人的にはピッケルとモータースクレイパーとアースオーガ、それと勇者ことディーゼルハンマーが好きです。
・ヴァージンストライクはじめました
クソゲー! まごう事なきクソゲー! なのに何故かプレイしてます。まるでアイドルラボ。
・車なごはじめました
艦これも俺タワーも御城プロジェクトも言わば尖兵、車馬鹿なので車擬人化を待ってました。
とりあえずは実装が予告されてるクライスラー・300おねーさん待ちです。
・環境が数年ぶりにデジタルに
昔々、学生時代にpixiaとのセットということで喜んで買ったペンタブが壊れ、そこまで絵に入れ込まないかなと買わなかったペンタブですが、結局買いました。クリスタ付きIntuos。安くていい品です。
・今年のシンステ
アニメも始まり、アニメも面白いアイドルマスターシンデレラガールズ! ……なんですが、スケジュールは怪しいし、予算も正直なさげなのでサークル参加は9割無理です。
昨年のシンステで買い揃えたサークル準備セットを大掃除で捨ててしまったのも痛く。
ただ、お世話になってる作家さんや、シリーズものの新刊を頒布されるかもしれないサークルさんが参加するので、一般参加はするかも……しないかも……。
とりあえず、2015年の目標は「次の更新を2016年にしない」で。はい。

ただ、このブログの存在を完全に失念していました。
おまけにパスワードは忘れてたしで、散々ですね……。
と言うわけでこの一年近い間での大雑把な報告を。
・俺タワーにうつつを抜かしました
パッと見で人をひきつける要素は薄いんですが、なんかスルメ的な魅力があります。期間限定ボイスは全員にありますし、レベルにも意味があって割りとゲームしてるなって気分に。
個人的にはピッケルとモータースクレイパーとアースオーガ、それと勇者ことディーゼルハンマーが好きです。
・ヴァージンストライクはじめました
クソゲー! まごう事なきクソゲー! なのに何故かプレイしてます。まるでアイドルラボ。
・車なごはじめました
艦これも俺タワーも御城プロジェクトも言わば尖兵、車馬鹿なので車擬人化を待ってました。
とりあえずは実装が予告されてるクライスラー・300おねーさん待ちです。
・環境が数年ぶりにデジタルに
昔々、学生時代にpixiaとのセットということで喜んで買ったペンタブが壊れ、そこまで絵に入れ込まないかなと買わなかったペンタブですが、結局買いました。クリスタ付きIntuos。安くていい品です。
・今年のシンステ
アニメも始まり、アニメも面白いアイドルマスターシンデレラガールズ! ……なんですが、スケジュールは怪しいし、予算も正直なさげなのでサークル参加は9割無理です。
昨年のシンステで買い揃えたサークル準備セットを大掃除で捨ててしまったのも痛く。
ただ、お世話になってる作家さんや、シリーズものの新刊を頒布されるかもしれないサークルさんが参加するので、一般参加はするかも……しないかも……。
とりあえず、2015年の目標は「次の更新を2016年にしない」で。はい。
そんなわけで、当サークル初の同人誌、「ファーストステップ」が無事間に合いました。途中でノロウィルスになったりとか色々波乱含みでしたが、昨年のシンデレラ☆ステージに衝撃を受け、本を出そうと一念発起。このブログのタイトルにもなっている、灼熱地獄の団地(友人宅)で絵の練習を始め、それからサボったり……サボったりしながらも、なんとか完成です。
本文はこんな感じで、ケイトメイン、他のキャラもちょこちょこといった感じの4コマと、ゲスト様(現在確定しているのはエアリオ氏(http://www.pixiv.net/member.php?id=800081)とりぷ氏(http://www.pixiv.net/member.php?id=484481)のお二人です。特にりぷ氏には大阪の地理で当日はお世話になるので、本当に頭が下がる思いです。
ちなみに、Pixivにも掲載した漫画ですが、本編収録のこちらの漫画
これは、友人宅で修行していた頃の作品をリメイクしたものだったりするので、その辺の違いを見てもらえると楽しかったりします。描いているときも、自分で絵柄の変化に驚きましたし……。
さてさて、そんな新刊、「ファーストステップ」を引っさげてのイベント、「シンデレラ☆ステージ 2STEP」は2/9、大阪OMMビルにて開催です。当日は緑19「スーパーチャーヂャーヘヴン」にてお待ちしております。よろしくです!
プロフィール
HN:
菱形消しゴム
性別:
非公開
自己紹介:
モバマスの同人やりたくて絵を始め、
俺タワーとか色々迷走してる感じです。
一応「スーパーチャーヂャーヘヴン」ってサークルだったりそうじゃなかったり。
俺タワーとか色々迷走してる感じです。
一応「スーパーチャーヂャーヘヴン」ってサークルだったりそうじゃなかったり。
最新記事
(08/01)
(07/17)
(06/22)
(05/25)
(05/23)
P R